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コロナ後遺症、
ワクチン副反応への取り組み
ヒラハタクリニック、平畑光一先生のご指導、ご協力のもと、コロナ後遺症の治療、研究に取り組んでおります。
治療法のない疾患や症状を治療するためには、仮説を立て治療法を考え、患者様にお身体をお借りし、「治す」という気概を持ってあきらめず挑戦する。この姿勢を大切にし、新しい治療法を開発しています。
始めにコロナの合併症や後遺症を見て思ったことは、微小血管に瘀血が停滞しているのではないか、ということです。感染症には赤血球の凝集を起こしやすいものがあり、新型コロナウイルスもこれに当たるのではと考えました。
例えば下の写真(2021年2月18日西日本新聞社)は、コロナ後遺症のひとつですが、足の指に炎症が起き、チアノーゼとなっています。これを東洋医学的に診ると「瘀血」であるといえます。
そこで、コロナ後遺症の一部は「瘀血」が関係するものと仮説を立て、毛細血管の滞りを排出する「かっさ治療」を行いました。 その結果、コロナ後遺症の頭痛、めまい、倦怠感、息苦しさ、筋肉の突っ張り、微熱、ブレインフォグ等に、即効性ある効果を確認できました。
さらに鍼治療を足すことにより、味覚、嗅覚障害においても改善が確認できております。
患者様を拝見するごとに、コロナ後遺症がお一人お一人異なるのを感じます。過去の疾患やお怪我の症状が蘇って増幅したり、お身体の弱い部分に症状が表れるように感じます。従って、過去の症状にさかのぼっての治療や体質に合わせた治療が必要です。
息が吸えるようになる治療点(JSブレスポイント)の発見、投影治療マップの発見、頭部、顔面部のかっさ治療法の開発など、新たな発見や施術の改良を重ね、日々、JSかっさ治療によるコロナ後遺症の治療を確立させております。当院のJSかっさ治療と鍼治療がコロナ後遺症に苦しむ方の受け皿になれるよう、取り組んでおります。以下に症例を報告いたします。
*過剰なかっさ施術はクラッシュを引き起こし逆効果となりますので、診断に基づいた施術強度の見極めが必要です。かっさはサロンでも行われることがありますが、危険を伴います。区別するため、当学会のかっさ施術を「JSかっさ治療」と名付けました。この治療法がお困りの方に届くよう普及を急ぎたいと努力しております。
症例1 コロナ感染後10カ月続く味覚・嗅覚障害
2021年10月 30代女性
他の疾患でもよくあることですが、1回の治療をきっかけに回復へのスイッチが入ることがあります。
300日間、味覚がゼロであった方が1回の治療をきっかけにして回復モードに入り、ゆっくりとではありますが、徐々に改善されています。
症例2 かっさ治療にて、コロナ感染後1カ月続く
頭痛・めまい・倦怠感が消失した一症例 2022年6月 30代女性
かっさ治療だけで改善した症例です。
ひどい頭痛とめまいであっただけに、治療中に症状が消失した時は驚き、喜びました。
この方の場合、コロナ後遺症の原因が、完全に「瘀血」であったことがわかりました。
症例3 コロナワクチン副反応改善の一症例
接種翌日から3カ月続く腕の痺れ、味覚・嗅覚障害
2022年7月 40代男性
海外でワクチン接種を受け、翌日に発症した副反応です。
腕の痺れはかっさ治療でほとんど消失し、わずかに残った違和感には鍼治療を加えました。
その他の症例報告は、Instagram に掲載していきます。
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