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​三毒について

明治時代の医師、湯本求真が提唱した病因論「三毒説」があります。

あらゆる病気の原因に、血毒(血の滞り)、水毒(水の滞り)、食毒(飲食物の滞り・宿便)の三毒があるという説です。

当院では、それらを取り除くひとつの手段として「かっさ治療」を行なってきました。「かっさ治療」で、血毒(瘀血)、水毒(水滞)、食毒(食滞)を排除し、滞りのない身体をつくること、それが、不調の改善や未病の予防につながることと考えます。

​当院では、三毒の排出を目的としたオイルを開発し、治療に使っております。

​瘀血とは

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「瘀血」とは、血液が滞留し、血流が阻害されている状態のことをいいます。かっさ治療で排出する瘀血は、動脈に滞るドロドロの血液というよりも、毛細血管や臓器の微小血管網に滞り流れていない血液であると考えます。

一度滞留した瘀血は自然には流れにくく、酸素や栄養が細胞に届かなくなるため、痛みや体調不良、病気を引き起こします。

 

当院のかっさ治療は、この微小血管の瘀血を排出することで血流を正常化させるものです。

瘀血が原因の症状であれば、長年たまった瘀血を流すことにより、原因がわからず、何をしても改善しなかった症状も、施術後、速やかに解消されます。

 

近年、海外では、西洋医学においても婦人科系の不調、腰痛、下肢静脈瘤、痔などは骨盤内のうっ血が原因であると言われ「骨盤内うっ血症候群」として注目され始めました。これは、東洋医学における「腹部瘀血」と同じものであると考えます。「瘀血」について西洋医学と東洋医学の見解が一致した一例であると言えます。

​水滞とは

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水毒の一つ、水滞とは、体内に溜まった水分がうまく排出されないために起こる「むくみ」のことです。

 

当院のかっさ治療は、水滞を排出することで、代謝や血行を促進し、冷え、痛み、機能障害などを改善させます。

膝の痛みや夜間頻尿などは、水滞が原因であることがあります。溜まった水分を排除することで、膝の痛みにより正座ができなかった方がその場でできるようになったり、治療したその日から夜間頻尿がなくなり、熟睡できることがあります。

​食毒とは

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食毒とは、食滞とも言われ、暴飲暴食や胃腸の働きの低下により、飲食物が消化されず停滞していることをいいます。膨満感、胃酸の逆流、便秘(宿便)などの症状があります。

当院のかっさ治療は、胃や腸に刺激を与えたり、体性-内蔵反射を利用することで、胃腸の働きを高め、消化を促進させ、体質・体調の改善をはかります。

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